ソプラノ 熊田祥子
ピアノ 松永みなみ
ぼくが時空超えて出会ったのは
海の百万石だった
金沢市金石(宮腰みやのこし)を舞台とした オリジナルオペラ
石川の歴史に残る江戸時代末期の商人豪商
銭屋五兵衛が2023年に生誕250年を
迎えることを機に銭五の生涯を現代の男子高校生と海の守り神龍の眼差しで語るストーリー
北前船とは
江戸時代には日本海や北海道の港から江戸や大坂(大阪)へ、米や魚などが船で運ばれていました。船は瀬戸内海をとおって大坂、江戸へ向かう西廻り航路か、津軽海峡をとおって江戸へ向かう東廻り航路を利用しましたが、西廻り航路を走る船を北前船と呼ぶようになりました。なぜ北前船と呼ぶのかについては、北廻り船がなまったという説、北前とは日本海の意味で日本海を走る船だからという説など、いくつかあります。
18世紀のはじめごろになると、西廻り航路が東廻り航路にくらべてさかんに利用されるようになりました。というのは東廻り航路では太平洋側を北へ向かう黒潮の流れにさからって走らなければならないため、当時の船では航海がたいへんだったからです。また、西廻り航路のほうが荷物を安く運ぶことができたからでした。北前船としてつかわれた船は、当時、貨物船として広くつかわれていた「弁才船」と呼ばれる船でした。西廻り航路がさかんになると、この航路を走るのに適するようにいろいろな改良が加えられていき、明治時代になっても、しばらく活躍していました。
銭屋五兵衛とは
銭屋五兵衛は安永2年(1773)11月25日加賀国宮腰(現在金沢市金石町)
に生まれました。祖父の時代からは金融業、醤油醸造業を営み、17歳で
家督を継いだ五兵衛は新たに呉服、古着商、木材商、海産物、米穀の問屋
などと商売の裾を広げるのですが、北前船を使って海運業に本格的に乗り
出すのは、50歳代後半からでその後約20年間に江戸時代を代表する大海
運業者となりました。
加賀藩の金融経済の大切な仕事に尽くし、たびたび御用金の調達もいたしました。晩年は河北潟干拓事業に着手するが死魚中毒事故にかこつけた、反対派の中傷による無実の罪で嘉永5年(1852)11月21日獄中で80歳の生涯を終えましたが、明治維新後は、事故のことは濡れ衣だとわかり銭屋五兵衛の人物像、功績が見直されました。
これまでのサルーテの活動
2015年度 音楽演奏家及び舞踏家20名を紹介する。紹介先は企業、病院、各種団体のコンサートおよびイベント。ジャンルは、ヴァイオリン、コントラバス、ハープ、マリンバ、津軽三味線と手踊り、ソプラノ、リコー ダー、サックス、チェンバロ、フラメンコと多岐に渡る。 平成28年2月、ひがしやま茶屋街にある宇多須神社にて節分祭の奉納演奏をする。地元若手のサックスとピアノ奏者の演奏。宇多須神社は芸の神毘沙門天様の祀られる神社。
2014~2015年度/ 1月18日 金沢市内 サルーテコンサートinヤギヤ ヴァイオリン坪倉かなう、ピアノ吉藤佐恵 集客50名 /3月9日 金沢市内 ほんのり春色コンサートinひがしやま茶屋街 宇多須神社 ハープ平尾祐紀子、コントラバス岡本潤 集客47名 /4月4日 金沢市不室町 アルベロ里山コンサートと美味しいイタリアン マリンバ、ヴィブラフォン 神谷紘実、城田絵里子 フラメンコ 加藤伊津子 集客46名
2012年 度~2014年 度県内の保育園を対象とした、出張オペラパッケージ「ヘンゼルとグレーテル」を13か 所で提供。 平成28年1月 より県内の保育園対象とした、新しい出張オペラパッケージオペラ朗読劇「あまんじゃくとうりこひめ」を提供開始。
オペラ「笠地蔵」、無事公演を終えました!(写真は終演後の出演者の皆さんです。)
今回は、金沢泉丘こども園さんの先生3名に、お地蔵さんの役でサプライズ出演していただきました。
お地蔵さんの登場シーンで幕が開くと、会場から「○○先生だ!」と、観に来てくれた子ども達や、父兄の方々から歓声があがり、盛り上がりました(^^)
また次回、どこかで再演することを
楽しみにしております。
本日は「笠地蔵」の本番1週間前ということで、上演場所の金沢泉丘こども園さんでリハーサルでした。
写真は音楽稽古の様子です。
この後、衣装を付け、通し稽古です。
前回とは違う場所での公演ですので、本番の立ち位置や、幕の上げ下げ、小道具の置き場所や、出入りなど、細かい所まで入念にチェックをしました。
良い公演になるよう、出演者、スタッフ一同頑張っておりますので、是非、ご来場お待ちしております。
オペラ「笠地蔵」公演
平成29年10月14日(土)
開場 10:00 開演 10:15~11:30
場所 金沢泉丘こども園 リズム室
申し込み・お問い合わせ 金沢泉丘こども園
076-247-4150